2020/05/12

マスク⑤必読:Made in China 粗悪品マスクにご注意を…

先日、こんな内容の小さな報道が流れました。

骨子です。(2020.05.09. 報道記事より抜粋改)

       中国製マスクは粗悪品だって…  
* 新型コロナウィルス蔓延騒動を受けて世界的に品薄となったマスク…
 米国も事情は同じで、米食品医薬品局(FDA)が中国メーカー65社に対して、劣悪な品質上の問題で米国内での輸入販売を禁止した、との報道が5月7日に流れた。

(流れ)
*米職員医薬品局(FDA)は4月、マスク不足を背景に米国の医療従事者向けに、米国の検査機関での事前品質評価を実施しないままにマスクの緊急的な輸入販売を、中国80社に許可した。
           
 だが、大量輸入が始まった後に疾病対策センター(CDC)が調査すると、ウィルスを防ぐ機能がCDCの基準に満たない製品が見つかった。
 基準では、ウィルスを95%防御するよう求めているが、中国製マスクは24~35%しか防げないマスクもあった。
           
 FDAは、中国メーカー65社に対して製品の品質が米国基準を満たしていないとして、米国内での販売を禁止したコトが5月7日に明らかになった。
           
           
米国向けに輸出した80社中15社の製品は合格で、65社が不合格…
5月上旬、米国は不合格マスクを輸入禁止。
   (大量の粗悪品マスクの行き場は…?)
ほぼ同時期に日本では、店頭にマスクが並び始めた。
中国からの私的輸入品の各団体への寄贈例も増加し始めた。
          Why ?
           
           
米国基準不合格輸入禁止の中国65社製粗悪品マスクの日本への流入警戒を…
           
緊急事態宣言下で全国が自粛中の日本では、店頭から姿を消して入手困難となり価格が高騰していたマスクが、5月GW連休明け頃から、マスク取り扱いとは無縁だった店(要注意?)でも、常時店頭にマスクが並び始め、価格も落ち着きを取り戻し始めたとの報道が流れてきました。

日本では、FDAが定めるような厳格な製造基準が存在するのでしょうか…
出回り始めたマスク事情に対して、マスク製造・販売にかかわる関係者の「品質基準への保障が…」との懸念も報道で流れます。
当局の規制がかからない日本の現状では、マスクの購入・使用はユーザーの自己責任で…ということなのか…
*留意事項:日本の労働安全衛生法基準DS2マスクが、米国労働安全衛生研究所(NIOSH)と米国試験材料協会(ASTM)基準のN95マスクとほぼ同水準のようです。

米国で粗悪品の輸入禁止規制が敷かれた5月以降は、マスク欠品異常事態が改善傾向にあるようにも見受けられる日本ですが、行き場を失った粗悪品マスクが日本に流れ込んでいるやもしれません。

5月GW以降から、市中では、出回り始めたマスクの値崩れや投げ売りも始まったようです。
以前にも、世界中で中国人による粗悪品の多量路上販売が社会問題化していましたよね。
不足気味のマスクだけど、単なる気休めだけで粗悪品マスクの使用者にはならないように…と、お互いに十分気を付けましょう。

それと、使用に際しては、マスクを正しく使用しましょう。
くちマスク、鼻頭チョン掛けマスク…等々はノーマスクと大差ないでしょうから…
アベノマスクのような布製マスクは生地目が粗く、ミクロの新型コロナウィルスに対する防御面での効果は期待薄…が通説で、有効との報道は見かけたコトがありません。
布マスク、手造りマスク、今回の低級マスク…等は、新型コロナウィルスに対しては、単なる気休め程度と個人的には理解しています。


マスクのついてご不安な方は再確認がてらに既報(↓)をご参考までにどうぞ…

【マスク既報リスト】
① たかがマスク されどマスク 故に「それダメッ!」      (こちら
② マスク… 「それダメッ!」               こちら
③ エタノール消毒後の使用済みマスク再使用法      (こちら
④ マスク以外の感染予防手段 と ウィルスの寿命        (こちら
⑤ Made in China 粗悪品マスクにご注意を…          (このページ)

※ 既報一覧の目次ページはこちらです。


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