ホームセンター、スーパー、ドラッグストア…
マスク(各種)、手指消毒スプレー、消毒用エタノール…が、どこに寄っても棚は空っぽ… なぜだかトイレットペーパーや種々の紙製品も…
そういえば、似たような社会現象が発生していたっけ、あの当時も…
2度の石油ショックやPM2.5騒ぎの頃…
家庭での緊急時対策が、大地震だけではないのに、ちっとも学習できていないみたい…
我が家では、日常消耗品類はそれなりに予備ストックを常備しており、ちょっとした工夫も行い、それ故に今回の”異変”には無影響で、新たな買い込みの必要性がありません。
使用後のマスクは廃棄が基本ですが、このようなご時世なので、簡便な再使用法を提案してみます。
【 使用済みマスクの簡単消毒、再使用法 】
1)材料
・使用済みマスク
・チャック付きビニル袋(マスクを入れられるサイズ)
・日本薬局方 消毒用エタノール
・ガーゼ 又は脱脂綿 (少量)
・ガーゼ又は脱脂綿を入れる耐エタノール性ビニル袋
参考:(左)市販ガーゼ小片 (右)局方消毒用エタノール
2)消毒の手順
① 使用済みマスクをチャック付き袋に収納する。
② 小さくカットされたガーゼ(又は脱脂綿)を小袋に入れる。
③ 小袋(非密封)に、ごく少量(ガーゼ等が湿る程度)エタノールを含ませる。
④ ③を、①に入れる。
⑤ チャックをしっかりと確実に閉じる(密封)。
⑥ 次回に使うまで開封せずに保管する。
※注意:間違っても他の消毒剤(次亜塩素酸ソーダ等)を代用しないコト。
使用済みマスクを消毒保管中
保管中に、使用済みマスクは袋内に充満したエタノール蒸気に晒されて消毒される。
※今回のウィルスに対する研究報告はまだ報道されていないが、
以前に蔓延した新型ウィルス類は
「エタノールでほぼ即死状態に不活性化される」
と報道されている。
※留意:
★ マスクの性能や目的に応じて、正しく使用しましょう。
・通常のマスクが有効な粒子………花粉、埃、砂塵、飛沫、
細菌やウィルスを含む飛沫等 (≧ 5μm)
・N95マスクが有効な粒子………ウィルス (0.02~0.1μm)
PM2.5 (≒ 2.5μm)
結核菌・細菌 (3~1μm)等
★ 他の洗浄・消毒方法
・一般的に知られている方法:(熱湯消毒、次亜塩素酸ナトリウム浸漬消毒、洗濯)
マスクが水に濡れるので乾燥が必要。
繊維へのダメージの恐れがある揉み洗いは避けたい、
物理的な力を受けると、微粒子補足性能の低下を招きかねない。
※ メリット:
・洗濯しないので、マスクの繊維構造や機能への影響を懸念する必要性なし。
・消毒操作が簡便。
・短時間で再使用が可能。
・エタノール含有家庭用消毒液も、小袋に含ませた液から蒸散するエタノールにマスクを暴露させるので、代用が可能。(家庭用消毒液に含まれる常温気化性芳香成分等は、再使用前に自然気化消失する。)
【マスク既報リスト】
① たかがマスク されどマスク 故に「それダメッ!」 (こちら)
② マスク… 「それダメッ!」 (こちら)
③ エタノール消毒後の使用済みマスク再使用法 (このページ)
④ マスク以外の感染予防手段 と ウィルスの寿命 (こちら )
⑤ Made in China 粗悪品マスクにご注意を… (こちら)
※マスクをテーマに、知っているコト、調べたコト、その他諸々を整理してみた。
※詳細は、ご自身で調査・確認願います。
※ 既報一覧の目次ページはこちらです。
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