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2020/02/06

冬の庭 メジロさえずり 身も躍り

日に幾度となく、ひっきりなしに飛来して、

チチチッ チュ チュ チチ
チ チュッ チュ チ…


声の主はメジロ
優しいさえずりが広がる、冬の庭…
毎年我が庭で繰り広げられる、庭の情景です。

そんな情景を、リビングのガラス窓越しにぼんやり眺めていると、心も和むからまた不思議…
メジロのカップル
2組のメジロのカップルが鉢合わせしたらどうなる…?
餌場を巡っての縄張り争いが始まります。
争いの主役はオスの役目らしくて、
あっちへこっちへと追いかけっこが始まります。

メジロが飛来するその場所は満開のサザンカやイチゴノキ等庭木の低木…
そこにはいつも好物の果物が置かれています。
美味しい果物をお目当てに、晩秋頃からメジロが飛来してきます。
餌付けです。
晩秋の頃は、裏庭で採れた完熟の富有柿でした。

完熟柿が大好物

樹で完熟を待っているのは人間だけではなく、野鳥たちもその時期を待っています。
完熟柿を待っていましたとばかりにすぐに飛来してきた目敏いヒヨドリが乱暴に食い荒らし、食べ残した果肉丸見えの完熟柿はメジロにはとても食べやすく、ヒヨドリが飛び去ると、待ってましたとばかりに近くの茂みから姿を現してお食事タイムの始まり…です。


柿の木に実の数が少なくなってきた頃から、リビング前の庭木へのメジロの飛来を誘導します。
最初は完熟柿を庭の低木類にセットして…

柿の在庫切れ頃からは温州ミカンに切り替えて…
今頃は、真横にスパッと2分割された温州ミカンが小枝や針金に突き刺さっています。
ハチミツ液も置いています。
メジロにとってはハチミツ水だけでは馴染みが薄いかも…とミカンの絞り汁を垂らし込んで…
ハチミツが濃過ぎるとメジロには抵抗があるようで、甘さの調製も大切…
ミカンとハチミツ液

メジロは周囲への警戒感が強いようで、果物に乗っていても周囲への警戒時間の方がはるかに長く、餌の果物を啄むのはホンの一瞬…
メジロにとってはヒヨドリは大敵です。
なので、毎年、ヒヨドリが寄り付きにくい小道具類を工夫しています。
緊急避難用の茂みも、近くに必要のようです。
緊急避難場所のツツジに身を隠し…

なぜだか、今年はヒヨドリの姿を見掛けなかったのに、2月になってから2羽が飛来してきて、昨日はミカンを皮ごと食いちぎって逃げ去りました。
 
皮ごとガブリ…の喰い跡が…
メジロの上品な食べ方とは大違い…

早速、餌場周囲に野鳥除けの黒い紐を張り巡らしてみた。
細いナイロン製紐は黒くて見づらく、紐には鳥の警戒心を刺激するキラキラと光るアルミ箔が巻かれている。
今冬、菜園コーナーに張り巡らせている野鳥除けの細紐です。
昨年は、透明なプラ帽子を使っていました。深刻な状況になれば今年も使うでしょう。


平和な環境を維持すれば、優し気なメジロの姿とさえずりをいつも窓越しに眺められ、こちらも心がほんわかになってきます。

毎年繰り広げられる冬の庭の暖かぁ~い情景です。


どうです?
ホントに微笑ましい…

美しい囀りにも…仲良し振りにも…
惹き付けられてしまいます


完全防護型自作エサ台
今年は出番がなくお蔵入り中だが、カラスやヒヨドリの脅威がひどい年には自作のエサ台をメジロの食事場所としている。
エサ台は、骨格をプラスチックパイプ、屋根とエサ台は波板、周囲は粗目のネットで構成。
メジロの出入り口は、ネットにピンポン玉程度の穴を開け、穴の外部にはメジロの止まり木を設ける。出入り用の穴は2ヵ所。
エサ台と地面は隙間がないように、下方が長過ぎるくらいのネットか、周囲をプランター等で隙間なく囲い込む。
利口なヒヨドリは、わずかな隙間を狙って侵入を試みるので要注意。
<使用例>
3年前の様子
内部には常時輪切りミカンとハチミツ水を置く。
ネット下部は花壇枠やプランターを活用して隙間を防ぐ。
メジロの出入り口用穴(メッシュ目が数個分)
必ずヒヨドリには狭過ぎるサイズで!
支柱はメジロの止まり木