ー 現状 ー
先日の厚労省の発表によると、2025年1月~11月の外国人を含めた出生数は64万5255人だたそうな…
12月にどれだけ生まれてこの数字が増えたのかなぁ。
尚、日本人だけでの過去最少の年間出生数は、2024年の68万6173人(確定値)だった由。
日本人の平均寿命は、2024年で女性が87.13才(40年連続の世界1位)、男性が81.09才。
健康寿命は、女性約75才、男性約72才なので、現実的には、8~11年間は病院通いや病床生活に…
この数字から読み解かれる日本人の未来はどのような世界だろうか…
ー 若者達よ ー
人間も動物…
ヒトの精子も卵子も”完熟期”という”繁殖適齢期”があるってコトはご存じですよね?
その適齢期から年齢的に外れるほど健常児の誕生の可能性が低下するってコトなんだけど…
現在のちびっ子達は、20年もすれば社会の担い手の一員に参加してくれるンだけど…
今の若者たちは、現在を重視して、子育ての時間的束縛や経費負担を回避し、少子化現象に加担しているようだけど、現在の少子化が続いた場合の自分たちの老後社会を想像し、納得できているのかなぁ…
老後の苦労はすぐに白旗上げても、若いときの苦労は何とか耐えられる体力/気力があるハズのに…
ー 統計的予測 ー
ここに内閣府の50年後の将来人口予測報告書がある。
その一部を拝借して掲げる。

年齢区分別将来人口推計(内閣府 )
この報告書に寄れば、2060年には日本の人口が8674万人にまで減少するようだ。
総人口の減少は、国力の減退に直結する。
総人口が減少傾向にある中で、65才以上の高齢者率は増加し続け、2060年には39.9%に達し、国民の約2.5人に1人が65才以上の高齢社会になるとか…
また、75才以上で見ると、国民の26.9%を占めるようになっているそうな…
ー 過去に学ぶ ー
戦後のある時期…
外地からの引き揚げ者のピークが過ぎ、戦災で焼け野原と化した街の復興が進み、多種の物資が市中に出回り始め、世の中に活気が戻り始めるとベビーブームが到来したっけ…
あの頃の各町内では、歩くのが邪魔になるほどに道路で遊ぶちびっ子たちで溢れ、そのうるさいほどの甲高い叫び声に悩まされていたっけ…
社会全体が超貧困時代だったが、子育て経費負担に耐えられない…との弱気発言は聞こえてこなかった。
というよりも、むしろ、結婚適齢期、結婚/未婚、子供の有無…を社会から問われ、独身/子なしは肩身の狭い思いを余儀なくされる社会だったような…
我が子の行動に親の目が行き届かなくても、社会の育児システムが働き、周囲の大人たちからは、良き大人に育て…とのちびっ子たちへの助言・指導があったっけ…
「お利口だねぇ」、「良い子はそんなコトしないよ」、「次はもう少し優しくね」、「もう夕方だよ」とか…
(現在なら、「ウチの子に余計なお世話」、「放っておいて」の如き親の苦情がメインかと…)
⇩
(約30年)
⇩
そのちびっ子たちが成人を迎えた頃には、街には次々と結婚式場が乱立したっけ…
そしてちびっ子たちが貴重な労働力に育つと、社会はバブル期を迎え、社会全体が好景気に酔いしれた。
やがて、個人の権利崇拝/優先/自己責任の風潮が吹き始め、他人への善意的な介入も減り、何事も自己完結型の社会へと変化していった。
すると、我が子の子育ても自己完結型へと変化し始め、他者からのサポートが減って親の負担感が強まり、子育て回数の減少(➜出生数減少/少子化)へと変化し始めた。
⇩
(約30年~現在)
⇩
その彼らが、次々と高齢化世代領域に参入している昨今は、高齢化率が全人口の約1/3を占めるほどだとか…
故に、社会は次第に沈静化・沈滞化し、活気が失せてきた…?
換言すれば…
プライバシー保護優先の個人主義社会となり、「家庭内の諸事情は家庭内で完結させる」というお互いが疎遠な関係の社会となってきたような…
そして、解決困難な諸問題を未然に避けようと出産・子育てが敬遠され始めた…
社会も、これまでの永年雇用賃金体制から、人件費が安価で人材確保が臨機応変にできる職域別賃金体制へと切り替わっていった。
つまり、同じ職場に居続けると賃金はほぼ同じまま… 経営者側からは安価な労働力確保に道が開けた…
⇩
(現代から未来へ)
⇩
そして冒頭の、昨年の出生率過去最低が続く世の中になれば、現在の親世代の若者たちや新生児世代の老後はどうなるのやら…
現在のちびっ子たちが貴重な戦力となる20数年後には、社会の担い手は現在よりも半減しているかも…
人手不足が顕著になれば、社会がうまく回らなくなるのは必定…!
多数の高齢者社世代に囲まれた少数の若者達世代が主力の社会はどうやって回っているのだろう…
現在のちびっ子達が活躍するハズの近未来の社会…
現在の若者達は、我が子の将来社会がそんな社会になっても、それでも子育てを避けて、現在の生活を優先し、現在を楽しみたいのかなぁ…
生涯出生数(生涯特殊出生率)ってすっごく重要だと感じないのかなぁ…
つまり、少なくても2人(以上)の子育てを経験するってコトだけど…
育児時代の生活の不自由さって嫌なのかなぁ…
自分たち世代の老後社会、我が子達の成人以降の社会って?と考えての対応なのかなぁ…
えっ?
それも『余計なお世話!』
だって?
そうですね
当事者が考え、行動すべき…ですよね
将来の我が身に対する自己防衛的な対策として…
それが現代の若者世代の常識…
遙かに遠い未来の事象は、過去の栄枯盛衰を体験してきた我が身には全く無関係…
というコトで止めときましょうか…
老婆心ながらも
一言…
十分な自己防衛策のご準備を
抜かりなく…
0 件のコメント:
コメントを投稿